
どうもです。からあげです。
今日は、ギャンブル依存症は克服の可能性について考えていきたいと思います。

ギャンブル依存症の克服ってなに?そもそも克服できるの?
といったことが気になったので、本日はギャンブル依存症の克服について記事にしていきたいと思います。自分の意見に加えて他の方のブログや精神科医の意見なども参考にして書いていけたらと思います。
私がどれほどギャンブル依存症なのかわかる借金の体験談はこちら!
ギャンブル依存症の克服(自分の意見)
はい、というわけでさっそく私の率直な意見から書いていきたいと思います。まず、克服という言葉の定義なのですが、”努力して困難にうちかつこと。困難をのりこえること。“とされています。
というわけで「ギャンブル依存症にうちかつ、のりこえること」はできるのかということですが、私の意見としては、

できないと思います。
あらら?となってしまうかもしれませんが、あくまで私の意見ということで( ;∀;)
というのも、「ギャンブル依存症にうちかつ」=完治するみたいなイメージを持ってしまうのですが、ギャンブル依存症に”完治”という状態はないと思っています。
例えば、風邪であればウイルスの量が減ったとか熱が下がったとか、完治した状態というものが明確にあると思うのですが、ギャンブル依存症ではそういった状態はない気がしています。
お医者さんに「○○日ギャンブルしていないから完治した」、「○○円しか使っていないからギャンブル依存症ではない」みたいなことを言われることはないと思います。
よって、克服というよりかはギャンブル依存症から回復という表現やギャンブル依存症から抜け出すという表現が適切なのかなと…感じております。( ;∀;)
ギャンブル依存症の克服(他の方の意見)
はい、というわけでなかなかネガティブ感のあった自分の意見なのですが、一応他にもそれなりに思うところがあります。
例えば、私が以前参加したGAやオンラインミーティングでは私より遥かにギャンブルを長くしていない人が大勢います。1年以上の人はたくさんいますし、3、4年辞めている人もいます。
そのような人たちですら、ギャンブル依存症の対策としてGAやミーティングに参加していることを考えると、やはり、完治ということはなく今後もひたすら付き合っていくべき症状なのだと思います。
他には精神科のホームページや記事をみると、ギャンブル依存の治療には行動療法や認知行動療法が有効とされていて、即効性はないものの十分に効果は期待でき回復が見込めると書いてありました。
行動療法は問題となる行動を見つけ出し、ギャンブル衝動を抑える技術を学ぶ治療法です。
認知行動療法は後ろ向きの考えを明確にし、それを前向きな考えに置き換えることに焦点を当てている治療法です。これらの治療法により長期的ではあるものの回復は可能といった感じでしょうか!表現的には回復と使われているようです。
それ以外には、完治する目安期間などを定めて克服できるといった記事、コラムもありました。解釈であったり言葉の定義の違いもあるかもしれないので一概に言い切れませんが、「ギャンブル依存症は必ず完治する、ギャンブル依存症は克服できる」という風に前向きに捉えることでよりギャンブルから抜け出せやすくなるかもしれません。
私も、ギャンブル依存症に完治はないといいましたが。本音でいえば「もう治ったよ!!」って言ってみたいものです。( *´艸`)
ギャンブル依存症の回復
はいというわけで、ギャンブル依存症の克服についてみてきましたが、ここからは回復という表現に変更させてください。この段落ではギャンブル依存症からの回復にはどういったことが大切でどのような行動をとっていくことが推奨されているのかを書いていきます。
色々な記事、動画、意見をみましたが大きく分類すると3つかなと個人的に思っており、以下のものが挙げられます。
- 病気だと認識し、現状を受け止める
- 人と繋がりを持つ
- ギャンブルができない仕組み作り
病気だと認識し、現状を受け止める
まずは、現状の整理です。ギャンブル依存症が病気だというを明確に受け止めましょう。
なんとなく「ギャンブルやめたいな」と思っている状態だと現状から目をそらすためにまたギャンブルをしてしまったり、具体的な対策を立てられなかったりするため、病気だと認識し現状を受け止めることが大切です。
人と繋がりを持つ
GA(ギャンブラーズアノニマス)やオンラインミーティングなど、同じ境遇の人とつながると共感が生まれ、同じ目的を持つことでよりギャンブル依存症の回復につながります。
かといって絶対にGAに行けというわけではありません。ギャンブル依存症でない人でも良いので、人との交流を持つことでコミュニケーションが生まれ他の趣味が見つかったり、悩みの解消ができたりするので推奨されています。

隠し事をしなくて済む分、同じギャンブル依存症の人の方が話しやすいという側面はあるかもしれません。
ギャンブルができない仕組み作り
具体的な対策としてギャンブルをできない状態にしておくことも大切です。例えば、パチンコ依存の方であれば紙幣を持ち歩かないようにすることや公営競技であれば事務局に出禁申請をするなど、いざやりたくなったときに自分を抑えられる状態にしておくのが望ましいです。
人の監視が入るように通帳の収支を身近な人に報告したり、そもそも他の人に管理してもらったりするのも良いかもしれませんね。

自分もSNSで報告してます。
まとめ
はい、今回はギャンブル依存症克服できるのかについて見ていきました。もう一度おさらいしておくと以下のようになります。
- ギャンブル依存症は克服というよりかは、回復という表現が適切そうである
- 数年単位の長期で回復を目指す病気
- ギャンブル依存症の回復には「病気だと認識する」、「人と繋がる」、「ギャンブルができない仕組み化」が有効である
いかがでしたでしょうか?
ギャンブル依存症はきっと克服できる!と思っていた方にはあまり良い記事ではなかったかもしれませんが、私なりに考えた結果や他の方の意見をまとめるとこの記事のような解釈になりました。
言葉遊びみたいな部分もありましたが、結論的にはギャンブル依存症と向き合って制御し、回復していきたいことには変わりませんのでそのあたりご容赦いただけますと幸いです。
この記事を参考として理解してもらえたら幸いです。
最後に宣伝なのですが、よければYoutubeを始めたのでご覧ください。動画でギャンブル依存症に関する発信をしております。orz
では、今回はこんなところで失礼いたします。
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