【ギャンブル依存症】他の方のギャンブル依存症の体験談を読んでみての感想 その2

ギャンブル体験談
からあげ先輩
からあげ先輩

どうも。からあげ先輩です

今回も自分ではなく、他の方のギャンブル依存症の体験談を見ての感想を記事にしていきたいと思います。このほかの方の体験談を読むというのは結構効果的で、昔味わった苦い記憶を再度味わうことができ気が引き締まります。

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今回はこちらのサイトから読んでいきます!!

からあげ先輩
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首相官邸からでてるんですね。。。

  • 令和4年5月掲載分
  • 令和4年6月掲載分
  • 令和4年7月掲載分
  • 令和4年8月掲載分
  • 令和4年9月掲載分

こんな感じで最新の体験談まで載っているのでよかったら見てみてください!!ついでに私の過去のギャンブル依存症をつづった記事はこちら!

30代男性 当事者の体験談(パチンコ、競艇関係)

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/gambletou_izonsho/pdf/8taikendan.pdfより引用

ギャンブルのきっかけ

大学に進学し1人暮らしにも慣れ始めた1 年目の秋頃。部活の先輩に誘われてパチンコ屋に行ったことがきっかけのようです。

ギャンブルにハマる

時間があれば 1 人で通うようになり、それまでは真面目に行っていた授業や部活もサボるようになり、月1の仕送りに頻繁に手を出すようになったとあります。学校の成績も下がり、貯金もあっという間に無くなりましたが、それでもバイトをする事は無く、勝てば問題無しと言う考えで、友達からお金の貸し借りも始まっていきました。

からあげ先輩
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やはりきっかけは人に連れて行ってもらってそこから一人で行くようになるパターンが多いですね。

筆者は当時人見知りが激しく、部活の先輩と学校生活や部活では中々話す事ができずにいましたが、パチンコ屋に行くと先輩達が、「調子どうや?」と気軽に話しかけてくれましたそうです。いつの日かパチンコの話題が先輩と話す為のツールになったと書かれています。

からあげ先輩
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ギャンブルをしていると周りにもギャンブラーが集まるのはあるあるですよねw

学校卒業後、初めての借金

その後卒業し、営業マンとして働き始めました。その頃は時代と共にパチンコが勝ちづらくなり、自然と行く回数が減っていたようです。借金も無く貯金も出来始めたある日、無性にパチンコがしたくなり、財布にお金が入っていなくカードも母親に預けていました。しばらく考えると、会社のカバンの中に集金用のお釣り約 2 万円が入っている事を思い出し、「負けても次の給料で返せば問題無し!!」的な考えで初めて会社のお金に手をつけたとあります。

急いでいるサラリーマンのイラスト

からあげ先輩
からあげ先輩

ギャンブル依存症はお金を持つことがリスクにつながりかねないですね。。

会社のカバンの中の約 2 万円を皮切りに、会社の集金や現金売りにも手を出すようになり、返済する為に給料だけでは足りなくなり、消費者金融にも手を出しました。そして、30 歳になった頃、ある事をキッカケにパチンコから競艇へと移り変わっていきました。

競艇への移行

パチンコが勝ちにくくなり、競艇に移行していった筆者は、投資が青天井となる競艇(公営競技)にみるみるハマっていきました。

「一発当ててれば結果オーライ…。」それを夢見て毎日横領を繰り返しましたと書かれています。それから約7年。会社には 5 回の横領がバレ、逃げ出し、今は地元の回復施設と自助グループに繋がっています。「次やったら警察に言うから。」と何回も会社の代表に言われ、その度に母親の土下座と涙を隣で見てきましたが、それでも止める事はできなかったようです。

ギャンブル依存症を自覚する

自分が依存症だと認めたのは、回復施設に通所し始めてからのこととあります。もうすぐで回復施設を卒業し、この 2 年間で自分という人間をほんの少し知る事ができました。なぜギャンブルに依存しなくてはいけなくなったのか??これからの自分に期待と不安を持ちながら賭けない毎日を過ごしていきたいと思います。

からあげ先輩
からあげ先輩

大きなきっかけがあっても辞められない方もいる。。これが恐ろしいところです。

 

30代女性 家族(妻)の体験談

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/gambletou_izonsho/pdf/9taikendan.pdfより引用

自助グループに繋がった

筆者が夫のギャンブルの問題で自助グループに繋がったのは2014年のことで、不透明に出ていくお金や現金化するために行われる家庭内窃盗、繰り返される借金に嘘の数々に耐え切れずにインターネットで検索して、藁にもすがる思いで自助グループの扉を開いたとあります。

からあげ先輩
からあげ先輩

家族視点の体験談はかなり胸に刺さります。

ギャンブル依存症のイラスト

自助グループでの出会い

自助グループに足を運ぶようになってからは、仲間の温かさに包まれて、それまで張り詰めていた気持ちが一気にほぐれていったそうです。それからは、自助グループでの活動も筆者の生活の一部となっていきました。
ただ、その間に夫の依存症はどんどん進行し、職場での金銭トラブルが発覚。その問題をきっかけに夫との別居生活が始まってしまいました。
暗い気持ちから抜け出せず、弱音しか吐けない筆者に「これからどうなるのかは分からない。けれど離婚するにも再構築するにも、しっかり自分の足で立たなければならないよ。」という自助グループの仲間の言葉が筆者を励ましました。経済的自立、精神的自立という目標ができ、資格を取るために専門学校へ入学し、仕事と家庭、学業を両立するがむしゃらな毎日でしたが、自助グループの仲間が支えとなり居心地がよく筆者にとって安心出来る場所でした。

からあげ先輩
からあげ先輩

ギャンブル依存症の夫の問題に焦点を当てるのではなく、筆者に対して焦点を当て、自立を促すんですね!!

自身を見つめ直す

自助グループに通い続けるうちに筆者の中で心境の変化があり、自然と夫のギャンブル依存症問題ではなく筆者の共依存という病気に目を向けるようになりました。自助グループに繋がるまで、筆者の人生は常に心の空白を何かで埋めるように、それが叶わないと相手を恨んで、環境を恨んで、自分自身を哀れんで生きてきた人生だったとあります。

筆者は夫と出会い、夫の依存症や繰り返される借金をなんとかしようと一生懸命になることで、自分自身の生きづらさや蓋をしてきた感情から目を背けて生きてきたのです。そんな自分に焦点を当て、改めて自分を見つめ直す作業は本当に辛く苦しかったそうです。

しかし、仲間の温かい言葉により、自分自身の「こうしたい」、「これはやりたくない」という感情や欲求が少しずつ分かり始めました。そのことによって、相手に依存することなく、日々のささやかな恵みで心の空白が満たされる様になり、穏やかに笑えたり、ユーモアをもって生活できたり、自分を大切にするための行動が出来るようになりました。

からあげ先輩
からあげ先輩

パートナーの依存症に巻き込まれて共依存状態になってしまうということは意外とあることなんですね。

ギャンブル依存症の夫との向き合い方

そこから資格試験に合格し、今は専門職として働いているそうです。夫とは現在も別居中ですが、良い距離感を保ちながら、夫婦それぞれ自助グループで回復の道を歩んでいるみたいです。
感情のままにぶつかり合う関係から、愛を持って対応する術を身につけた今は、相手を一人の大人として尊重したり、自分の思いを伝えたり、病気を抱えながらもお互いを想い合う関係へと努力しているのを感じているとあります。

からあげ先輩
からあげ先輩

それぞれが自身の病気と向きあうことで、共依存を抜け出し、互いを尊重できる関係になるところが、なかなか容易じゃなさそうなのに、、、すごいです。。。

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感想

今回はギャンブル依存症の方の家族の体験談も見てきましたが、余計に胸が締め付けられる思いでした。

ギャンブルによって自分以外の人を巻き込む可能性が高いのがこの病気ですが、その前に自助グループ等に繋がってくれる人が増えると良いと感じました。

 

からあげ先輩
からあげ先輩

今回はこんなところで失礼します!

人の体験談はやはり参考になります。

 

 

コメント

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