どうも。からあげ先輩です
今回は前回の記事に引き続き、ギャンブル依存症が引き起こす問題から、家族がどういった行動をとればいいのか、あえてギャンブル依存症当事者の視点で書いてみたいと思います。
私がギャンブル依存症からの回復を目指す現在の視点とギャンブル依存全盛期に家族にとられたくなかった行動という視点から書いていきます。
・家族にギャンブル依存症の方がいる方
・身近にギャンブル依存症の疑いがある人がいる方
前回の記事はこちら!
ギャンブル依存全盛期に家族にとられたくなかった行動という視点では、ギャンブル依存症を隠すときの行動や癖、思考が分かります。また、ギャンブル依存症からの回復を目指す現在の視点では、実は言えないけどこれをしてもらえたら救われるなぁというものが分かります。
では早速それぞれについてみていきましょう。
ギャンブル依存全盛期に家族にとられたくなかった行動
お金のことを聞かれる
まず私がされたくなかったのは、お金のことを聞かれることです。
やはり、ギャンブル依存症とお金の結びは大きいもので、ギャンブルが原因でお金がなかったり、借金をしていたりと必死にお金に関する話題には触れられないようにしていました。
貯金あるの?
給料何に使ってるの?
このあたりの質問をされて、証拠提出(口座の画像や通帳)を求められたら一発でアウトです。
明らかにお金がありませんし消費者金融からの振り込み履歴が残っています。ネットで契約している人は、口座にネットバンキングで振り込むのでこの方法でバレますw
※カードを契約して直接現金を引き出していたり、知人から借りている場合だとこの方法は使えません。
シンプルに子供のことを気にかけて心配をしてくれているのですが、私はこの「お金のことを聞かれること」が何よりも怖かったです。
バカ息子で本当にごめんなさい
こまめに連絡を取られる
上であげた「お金のことを聞かれる」に近いですが、高い頻度で「こまめに連絡を取られること」もなかなか嫌なことでした。
借金をしてギャンブルをしているとどうしても罪悪感があり、そんな中家族から連絡があると、より深い罪悪感に苛まれます。
心配して子供のことを知りたい親と借金がバレたくない子供では、明らかにテンションが違うのでメンタルに来るんですよね。。。
元気に仕事してるの?
うん
ご飯ちゃんと食べてる?
うん(ほんとはカップラーメン)
そんな電話が来ると現実逃避から以下のループです。
早く足を洗いたい
↓
大勝ちして借金をリセットしよう
↓
借金が増える
記事を書いてても自分が情けなさ過ぎて頭に来ます。
バカ息子で本当にごめんなさい(2回目)
ギャンブル依存症からの回復を目指す現在の視点
お金を管理される
正直、視点を変えてはいますが、ギャンブル依存症当時にされたくなかったことが、ギャンブル回復を目指す現在にしてほしいことだと思います。
ギャンブル依存症は自身でお金のコントロールができない人が大多数なので、お金を管理されることが一番だと思います。
結婚していれば配偶者に、結婚していなければ親や兄弟、友人に管理してもらうことで、ギャンブルがしたくてもできない状況を作り出してしまうことが一番回復へつながりますし、サポートになると思っています。(個人的にはですw)
私の場合は、親にはどうしてもまだ言えてないので、友人への報告とYoutubeの報告の2つでお金を管理しています。(いずれは家族にも…)
話を聞いてもらう
これも、ギャンブル依存症当時の裏返しではありますが、ギャンブルからの回復には人とのコミュニケーションが大切だと思っています。新しい趣味や楽しみを見つけることにも繋がりますし、ギャンブル以外のことにも関心が持てます。
家族だからこそ話せること話せないことはあるかと思いますが、ギャンブル依存症の立場からすると話をすること、話を聞いてもらうことで心が楽になります。
とくに的確なアドバイスをしてあげる必要はなく、話を聞いてあげるだけで充分ですので、それが家族としてできるサポートになると思います!
まとめ
はい、家族にギャンブル依存症をやめさせるにはということでみてきました。まとめると以下の2つが今回の記事で紹介した、家族でギャンブル依存症の方が居たらしてあげたいことになります。
- お金を管理する
- 話を聞いてあげる
革新的な内容ではありませんが、シンプル故にギャンブル依存症の当事者には効果があると思います。ギャンブル依存症当事者の私には効果抜群です。
これからも家族向けの発信ができればと思います。( 一一)
では、今回はこんなところで失礼いたします。
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