
ブラックリストからホワイト金利に変更を成功させ、ぬくぬくギャンブル依存症系youtuberしているわたくしからあげがお送りします。
と、私が良く見るYoutubeチャンネルのサラタメさんのモノマネをしてみましたが、今回は以前紹介した、ギャンブル依存症に関する書籍の中から「無意識を変えろ!ギャンブル依存症は必ず治る」を読んでみたので書籍のまとめと私なりの感想を記事にしていきたいと思います。

本を読むときに「アウトプットするとより理解が深まる」と何かで見たのでアウトプットしていきます!!
過去の体験をつづった記事はこちら!
無意識を変えろ!ギャンブル依存症は必ず治る
結論
まずこちらの書籍の結論部分を私なりに一言でまとめてみると、

習慣と内なるイメージを変えることでギャンブル依存症からは回復できる!
にようになります。タイトルの文言を書籍内の内容で補足したような形ですが、上記がこの書籍から私が学び取ったメッセージになります。
こちらの書籍の著者であるコウジさんは、約22年という月日をパチンコ・スロットに費やしてしまいました。借金の総額は1500万円で、来る日も来る日も督促に怯え、それでもギャンブルを繰り返し、先の見えない地獄のような毎日を生きてきました。(書籍より)
そして22年が経ち、現在ではギャンブルのない平和な世界で過ごすことができています。
22年間もパチンコ・スロットをやめられなかった著者がなぜギャンブルをやめることができたのか、その気づきをひとりでも多くの人と共有したいと思い、この書籍を執筆されたそうです。

コウジさんの体験談をもとに書かれた本です。
要点
それでは、上記の結論である「習慣と内なるイメージを変えることでギャンブル依存症からは回復できる!」を分解して整理していきたいと思います。

書籍を私なりに大きく3つに分解して紹介していければと思います。
1:ギャンブル依存症の正体
まずは、「そもそもギャンブル依存症とはなんなのか」をしっかりとらえるところから始まります。
一般的なギャンブル依存症が「人生に大きな損害が生じているにも関わらず、ギャンブルを続けたい衝動が抑えられない病態」としているのに対し、著者の解釈では、「潜在意識が常にギャンブルのことでいっぱいになっている状態」としています。
ここでいう潜在意識の機能としては、無意識下で情報の取捨選択をするフィルターのようなものと理解するのが分かりやすいと思います。
例えば、その辺を散歩していて景色をぼーっと眺めていたとします。その時に何となく入ってくる情報として、デザイナーさんであれば家のデザインが目に入って来たり、運動が趣味の人であれば、すれ違うランナーなどに意識が向くでしょう。
私は、このようなぼーっとした状態で行っている情報の判断をしているのが潜在意識だと理解しました。

ギャンブル依存症であれば、無意識のうちにパチンコ屋が目に飛び込んできたり、公営競技の開催日程が気になったりするわけですね。
そして、潜在意識の対義語として顕在意識があり、目の前で起こった現象に対して突発的に考えている意識です。潜在意識は脳内の95%を占めるのに対し、顕在意識は5%といわれています。
この比率を考えるとお気づきかと思いますが、顕在意識でギャンブルを辞めようとしてもすぐに疲れてモチベーションを保てなくなり、ちょっとした要因で潜在意識に飲み込まれます。

そして著者は、この潜在意識とは「習慣」のかたまりであると捉えていて、過去からの積み重ねでできていると言います。
潜在意識は、いい思いをしたか、つらい思いをしたかでは物事を区別できずに、大事なのは「パチンコに行くという習慣を守ること」であり、行くことによってのみ、潜在意識は安心すると書かれています。
習慣化したギャンブルは、ギャンブル依存症の人にとっては何よりも最優先事項であるため、仕事はもちろん、恋愛も家族も友だちも眼中にない状態となります。
2:潜在意識を変えるには
- 習慣を変えて上書きする
- 潜在意識を「ありたい自分」のイメージで埋め尽くす

前章に書いた通り、まずは、潜在意識を変えるには習慣を変えて上書くことです。
潜在意識が、常にギャンブルのことでいっぱいになっている状態なので、潜在意識からギャンブルを追い出します。ギャンブル一辺倒だった自分の意識の中に、新しいイメージ、新しい楽しみを上書きすることが大切です。

- スポーツや美容、資格の勉強などの自己研鑽をする
- マリンスポーツやキャンプなどの新しい趣味に挑戦してみる
- アフィリエイトやYoutubeなどの副業を始めてみる
等の取り組みをして、ギャンブルに置き換わる行動、習慣を身に着けることが効果的です。
中でも私がとても共感したのは、「ギャンブルをする時間が減るので、それだけで数万円~数十万円を稼いだことと同じ」という文章です。
ギャンブルをしないと普段よりお金が減らないので、それだけで儲かっているな~と感じていたので、この文章は刺さりました!w

そして、潜在意識を「ありたい自分」のイメージで埋め尽くすこともまた重要な取り組みとされています。
「すべての行動はまず先に頭の中で起こっている」という考え方(例えば、歯磨きする前には歯磨きをしようと思い、風呂に入る間には風呂に入ろうと考えます。)で、「すでにギャンブルなんてやめた自分になりきる」ことが重要だと書かれています。
「すでにそうなっている自分」を演じること。
スリップ(ギャンブルの再発)を引きずってもなんの意味もありませんし、よいイメージになりつつある自分をリセットしないためにも、潜在意識を「ありたい自分」のイメージで埋め尽くすことが大切です。
ギャンブルをやめようとする時、多くの人がパチンコに行かずに済む方法を探そうとします。
例えば、
- お金を持ち歩かない
- 家族に見張ってもらう
- パチンコ屋に近づかない
こうした努力は、大抵の場合失敗に終わり、結局自分自身が変わっていなければ同じ結果に行き着きます。だから手段に頼らず、まず自分自身の内面を変えていくことが効果的です。

習慣と「ありたい自分」のイメージを変えていくことでギャンブルが潜在意識から排除されていきます。
3:潜在意識を変えるときの注意点
そして、潜在意識を変えるときの注意点です。

注意点は2つあります。
まず1つ目です。1つ目は「正しい自分になろうとしないこと」です。
ギャンブル依存症から立ち直ろうと頑張っている人はとてもたくさんいます。しかし多くの人がギャンブルをやめられない理由に、「正しい自分になろう」としてしまうことが挙げられます。正しい自分であろうとするために、最優先で借金を返すために質素倹約を貫いて、すべての娯楽を断つような取り組みをしてしまいます。
これだと、取り組みの中に「楽しさ」「やりがい」「充実感」が感じられず、どんなにやっていることが正しくても長続きしません。
ですから、「こうあるべきだ」という正しさよりも、「これは楽しい」「夢中になれる」と思えることに時間を費やすほうが、結果的にギャンブルをやめられます。

正しさよりも楽しさを優先してよいと書かれています。
2つ目は「ギャンブルを辞めることを目標にしない」ことです。ギャンブルをやめようとする多くの人が、やめることを目標にしてしまいます。
しかし、ギャンブルをやめただけでは「仕事がつらい」や「他に趣味がない」、「借金が減らせない」など、自分を取り巻く環境はなかなか改善しません。
新しいことに集中して見ているものを変える。これこそが、最高のギャンブル依存症克服の方法となります。
大事なのはギャンブルをやめることではなく、もっと大きな「人生の流れを変える視野」を持つことです。

輝きたいです。
まとめ
あらためてコウジさんの書かれた「無意識を変えろ!ギャンブル依存症は必ず治る」をまとめると、結論としては
大事なポイントは3つです。
1:ギャンブル依存症の正体
→潜在意識が常にギャンブルのことでいっぱいになっている状態
2:潜在意識を変えるには
→潜在意識を新たな習慣で上書く、「ありたい自分」のイメージで埋め尽くすことが重要
3:潜在意識を変えるときの注意点
→正しい自分になろうとしないこと、ギャンブルを辞めることを目標にしないことが大切
となります。
感想
はい、今回はギャンブル依存症に関する書籍のうち、「無意識を変えろ!ギャンブル依存症は必ず治る」を紹介させていただきました!!「イメージを持つことで内面から自分を変化させる」という新たな発見があったことはとても大きかったです!!
記事は共感できる部分が多くありつつ、かつ具体的な行動への落とし込み、要点が書かれているのでとても参考になりました。
ギャンブル依存症とは「潜在意識が常にギャンブルのことでいっぱいになっている状態」という考え方も非常に的を得ていると感じ、他人に伝えるときにはぜひ使痛い表現だと思いました。
著者のコウジさんにDMを送ったところ、本の紹介を快く承諾していただくことができ、自分の中での整理をアウトプットとして外に発信できるのはとても有り難いです。
書籍による先人の知恵を借りて、ギャンブル依存症から少しずつ回復していき、自分の中で理解したことや大事だと感じたことを別の人に伝えられるようにもなっていきたいと思います。

最近よく感じるのは、先人の知恵を借りることはとても大切だということです。
先に行動した人がいるのなら、そのアドバイスを参考にして行動するのがより良い行動になると思います。とくに失敗は避けれるようになるのが大きな点だと思います!

では、今回はこんなところで失礼いたします。
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